MBAを学ぶ理由

経営資源の4要素であるヒト・モノ・カネ・情報に関する知識を体系的に修得するのが、世界のMBAプログラムの共通領域です。企業に勤めている人なら、人事異動は当然のこと。辞令が下りたときに「それは自分の専門外だから」という逃げは通用しません。また起業したい、新規事業を立ち上げたいと思っても、MBAで学ぶ領域に疎いようでは、利益を生み出せず、いずれ組織存続の危機に見舞われることになるかもしれません。

ビジネスの基盤がローカルであれ、グローバルであれ、事業規模の大小や業種を問わず、組織を維持していくためには、利益を上げ続けなくてはなりません。そのために、組織には営業やマーケティング、人事や経理といった所属部門の垣根を越えて、あらゆる領域を一気通貫で見ることができるリーダーが必ず必要になります。経営全般の知識を備え、それらをビジネスで実践するための力を養っておくことで、組織に必要な人材となり得るのです。

また、ビジネスパーソンの間でMBAへの関心が高まっている理由として、技術の進歩とグローバル化により、求められる技能の変化があげられます。

・1つの企業の中だけで培ってきた、これまでの知識や経験だけでは解決できない問題が増えた。
・環境の変化に対応するため、状況を的確に判断し、スピーディに意思決定することが求められるようになった。
・そのために、より高度な専門的な知識と、論理的思考に基づいて実践する能力を体系的に取得する必要に迫られている。

前例がない、経験したことがない――

ビジネスの現場で、正しい答えを出すのが難しい局面に対峙したとき、より正しい経営判断に導いてくれるのが、MBAを取得する過程で鍛えた「自ら考え判断する力」です。MBAホルダーが評価されるのも、そのような実践力が期待されているからです。ビジネススクールや専門職大学院では、経営の専門知識を修得することはもちろん、事例研究やディスカッションを通して、経営者の視点で分析し、仮説を立てて検証していくプロセスを繰り返し、実務能力を高めてゆきます。

また、多くのビジネススクールや専門職大学院では、MBAを学ぶためには社会人経験が必要とされているため、MBAを学ぶために集まってくる学生のほとんどは社会人です。企業人や会計士、弁護士といった専門職、そのほか多様な分野に渡り、在籍中から学びを通して交流し、その豊かな人的ネットワークは、卒業後もかけがえのない財産となります。学生仲間は、お互いに卒業後も研鑽しあう大切な仲間であり、良きビジネスパートナーとして長い付き合いになります。このようなネットワークは、MBAホルダーが持っている実践力を支えるものでもあるのです。

一覧へ戻る

HABSとは

お役立ち情報

top