人間にとっての脅威に!?人工知能が変える未来のワークスタイル

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2017年02月02日

「人工知能」と聞くと、なんだかよくわからない、自分には関係のない事柄だと思われるかもしれません。しかし実際は、既に私たちの暮らしと密接な関係を築きはじめているのです。今回は知らないようで実は身近になりつつある人工知能と、私たちのワークスタイルとの関係についてお話します。

■ 人工知能とは?

人工知能とはArtificial Intelligenceと言い、通称「AI」と呼ばれています。AIは人間が頭を使って行う行動を人工的に再現したものです。例えば人の感情を認識したり、人の典型的な行動パターンを抽出したり、ひいては運転や介護、翻訳なども行えるようになると考えられています。大手企業は、これらAIの機能を利用したシステムを既に取り入れる動きを見せています。通信大手のソフトバンクは人工知能搭載ロボット「Pepper」を開発。そしてグーグルは人工知能の運転技術を利用した自動車などがその最たる例です。

■ 人工知能が「働く」時代に

先述の通り、人工知能は私たちの暮らしに既に根付いてきているといえます。また単純作業のレベルから、自動的に判断する最高峰レベルまで、いくつかの段階が存在しています。例えば画像の認識精度が高い初歩的なレベルでは、広告の分野で、どんな人が何の画像をいつどこで見ているかなどのデータからマーケティングの精度を上げることができます。前述の「Pepper」は、人間の感情を理解したり行動を予測できるレベルで、防犯や監視なども得意としています。さらに高度になると自動運転や農業を自動化できるようになります。

■ 私たちの仕事がなくなる時代がくる!?

このように単純作業や正確性が求められる仕事、マニュアルが存在する業務はAIが代わりに行うことができるといっても過言ではありません。一例としては、スーパーやコンビニのレジ、データ入力作業、パソコンを使ったデータ収集・分析、娯楽施設の案内、銀行の窓口業務、商品の検品・補充、警備の仕事などが該当します。ということは、私たちに取って代わられる可能性が高いということです。では、将来はAIが私たちの仕事を奪ってしまうのか、というと一概には言えないのです。

単純作業から高度な判断までAIがまかなえるとはいえ、人工知能を支配するのは人間です。それはAIの使い方によって携わる仕事の質が変わるということでもあります。仮に企業の管理職が部下を監視するためにAIを利用すれば、管理職は部下に対してメンタル面でサポートを行うなど、機械の予測がつかない点で活躍することができるでしょう。これからの人間の仕事は、より人間性や教養が必要な仕事に変わっていくと言えます。

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