MBA修了生インタビュー①

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MBA=「(M)めっちゃ」「(B)ビジネスに」「(A)愛を!」

~幸せで健康的な働き方を実践する『愛情経営』を目指して~

 

「感性×MBA」の発想で新たなビジネスと、女性が活躍する働き方を創出し続ける渡邉文子さん。

現在はメンタルとキャリアを融合し、幸せで健康的に働ける社会の実現を目指している渡邉さんですが、その活躍の裏には、ヒューマンアカデミービジネススクールのMBAプログラムでの学びがありました。

 

◆仕事と家庭を両立しながらMBAを取得

渡邉さんが起業した1998年は、女性活躍の支援制度が整っているとは言い難い状況でした。何より子どもたちといつも一緒にいたかった渡邉さんは、子どもたちを預けることなく仕事と子育ての両立ができる仕事を探したものの、難しいという結論に至りました。

《渡邉さん》それなら、この環境でもできる仕事を自分でつくり出すほうが良いと思い、在宅でもできるインターネットビジネスを立ち上げることにしました。

その後ITバブルが到来し、ベンチャーにも上場のチャンスがあるという流れがやってきました。渡邉さんも『ギフトを通して人と人がつながるネットワークシステム』の構築を実現させる手段として上場を目指したものの、それは叶いませんでした。

叶わなかった原因を知らなければ次のチャレンジに踏み出せない......。そうは思ったものの、当時はシングルマザーで幼稚園の息子ふたりを子育てしている真っ最中でした。しかし、子どもが成長して手が離れた時に経済的に自立している母でいたいと思っていたこともあり、MBA取得を目指すことにしたのです。

いくつかのビジネススクールを検討した結果、ヒューマンアカデミービジネススクールのMBAプログラムである、英国国立ウェールズ大学大学院を選びました。国内で週1回・土曜日のみの通学のため、仕事と両立しながら無理のないペースで学べることや、英国国立のウェールズ大学による信頼性の高いプログラムであったことなどが決め手となりました。

  

◆家族の支えが学びの原動力に

MBAを学んでいる期間は、受講費用や日々の生活にかかる支出をどうするかといった経済的な問題や、子どもたちをしっかり育てなければという気持ちがあったものの、「大変さよりも楽しかった気持ちのほうが大きかった」と振り返ります。

《渡邉さん》『仕事・家庭・学び』を両立させるのは大変そうに思えるかもしれませんが、自分で起業をしていたので、スケジュールも自分で決めることができました。

たとえば、幼稚園バスのお迎えの時間までのわずかな合間時間など、制約のある中でも緩急をつけて学んだりしましたね。ただ、修士論文の執筆時期はまとまった時間が必要だったため、会社に1週間ほど泊まり込んで仕上げました。この時期は、両親が子ども達を預かってもらいました。また、自分で起業していたためタイムシフトを自分で決めることができました。そのペースをキープできたのは子ども達に感謝しています。まさに家族の協力があったからこそできたことだと思います 。

ウェールズ大学MBAプログラムで学んでいる期間は、『今頑張れば、必ず明るい未来が待っている』という根拠のない希望というか、とにかく将来がとっても楽しみだったことを覚えています。

これからは、結果を出すことでこれまでお世話になった方に感謝を伝えなくては、という気持ちです。

 

◆MBAプログラム受講前後で大きく変わったビジネス観

受講前は、『自分の感性や直感』をそのままビジネスにしていたので、数字やエビデンスをそれほど重要視していませんでした。しかしMBAプログラムでの学びや、修士論文の執筆を経験したことにより、『自分の感性とエビデンスのバランスをうまく取ることが重要』であることを学びました。

《渡邉さん》論文は膨大な数の資料を集めてエッセンスを集約したものです。そこから自分が伝えたい内容を整理して重要な部分を絞り込み、相手にとって読みやすく、かつ自分の想いが伝わるような資料を作成することがとても大事になります。

また、情報の出所はもちろん、書式などもおろそかにしては信頼につながりません。さらに企画を考える時は、自分の経験したことを基に作成することを心がけています。具体的な課題に対しても、建設的でより実現性の高い企画ができるのではないかと思うからです。

 

論文執筆にあたって指導教授から受けた『自分が経験したことに肉付けすると説得力が出る』とのアドバイスが、現在の仕事でも相手のニーズに応えられるよう想いを伝える際などに、非常に役立っていると言います。

周囲にドキュメント作成の能力を評価され、かつ成果も伴っていることにより、このウェールズ大学MBAプログラムでの学びが大いに仕事に活かされていると感じているのだとか。

 

《渡邉さん》これは失敗談になるかもしれませんが......。 MBAを修了した直後くらいに、私の会社の従業員がインターネット上に『愛が欲しい』と書き込んだのを見つけたんです。もちろん、誰に対しての発言かは分からないのですが、不思議と私に言われているような気がしてしまったんですね。当時はとにかく、エビデンスベースでロジカルに伝え、フレームワークを基に進めることが良いと思って仕事を進めていました。『ヒトが大切』と言いながらも、本当に一人ひとりの従業員と向き合って仕事ができていたのかを振り返るきっかけとなりました。

企業は『ヒト・モノ・カネ』と言いますが、一番大切なのは『ヒト』だという自分なりの結論に、 MBAでの学びがベースにあったからこそたどり着くことができました。これは仕事だけでなく、私のキャリア全体においてとても大きな影響を与えました。『互いに信頼し合える良好な関係性の中、初めて組織が形になっていく』ということを今、実感しています。

 

こうしたさまざまな経験の中で、渡邉さんは、「MBA』を『M:めっちゃ』『B:ビジネスに』『A:愛を!』という言葉に置き換えました。

愛情をベースに従業員の健康管理をする『愛情経営』という考え方を持つことが、企業自体の『健康経営』につながると考えているからです。

 

◆本当に幸せで健康的な働き方ができる仕組みをつくっていきたい

現在、渡邉さんはキャリアデザイン・インターナショナル株式会社 代表取締役、日本CHRコンサルティング株式会社 取締役、一般社団法人ポジティブキャリアデザイン協会 代表理事という、人が健康的に働くためのサポート事業に携わっています。

起業当初は物販サービスでしたが、今は人のサポート事業 にシフトしています。多岐に渡る有能な能力をお持ちではあるものの、子育て中のためフルタイム勤務が難しい女性のネットワークを組んで在宅で仕事をしていただく組織の運営や、企業のメンタルヘルスサポート、ポジティブにキャリアを形成していくための支援、企業と個人を対象としたキャリアデザインのサポートなどを行っています。

これはMBAを学んできた中で、最終的に「ヒト」が一番大切だということを学んだ結果だと言います。その後の仕事の中で、メンタルの専門家から得た知識を融合しながら、「ヒト同士が働く」という環境をつくるという今の仕事につながっているのです。

 

《渡邉さん》自分を信じて頑張れば、理想のキャリアに近づくことができます。近年、脳科学などの進歩によって、無理をしなくても結果が出て、健康で幸福に暮らすことのできる方法がエビデンスとして明らかになってきています。 MBAでの学びや自身の経験を通して、生活者の方が元気になれるような情報の発信やサポートの仕組みをつくっていきたいと考えています。

 

MBAで最も一番印象的だったのが 「一生の学び方を学ぶ」 という入学時のメッセージだったと言います。幸せで健康的に働ける社会の実現のため学び、「ヒト」の支援ができる仕事に就けた今、とても満足していると言います。

《渡邉さん》これからも多くの人と一緒に学び合える仕事ができたら嬉しいですね。それがきっと私にとっての理想の働き方......幸せな生き方かなと思います。

 

 

 

◆渡邉 文子(わたなべ・ふみこ)さん

大阪府生まれ。甲南大学文学部英文学科卒業。

1998年にインターネットギフトショップ「ハートギフト」を創業、2005年にキャリアデザイン・インターナショナル株式会社に改組。2007年にヒューマンアカデミービジネススクールのMBAプログラム(英国国立ウェールズ大学大学院経営学修士)を修了。2008年に日本CHRコンサルティングを設立し、代表取締役に就任。2017年からは、一般社団法人日本ポジティブキャリアデザイン協会を設立し、代表理事も務める。

 

 

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ウェールズ大学トリニティセントデイビッド(UWTSD) MBAプログラム

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