ビジネス成長戦略

問題背景と課題本質

確かな戦略がビジネスを本質的に成長させる

ビジネスにおいて「成長」は、常に大きな成長が続いている状態のことが前提となっています。現状維持は相対的に「退化」を示し、また成長の程度が低い場合も「退化」に相当します。したがって、経営者層が真の意味での成長を求めて戦略を練らない限り、企業は退化の一途をたどることになります。

経済学者コンドラチェフの「景気循環論」では、景気はあるサイクルで循環しており、必ず成長期と衰退期があり、経済は常に成長しているわけではないと述べられています。長年にわたり企業を経営していると、遅かれ早かれ景気の衰退期に直面することになるというわけです。たとえ景気の良い時期に企業が成長できたとしても、景気の衰退期に差し掛かれば、いずれは大きな課題と直面することになります。

景気が悪いときにこそ、しっかりとした「成長戦略」が必要です。したがって、自社の成長シナリオを、数十年ないしその先の未来まで見通して考えておかなければなりません。自社の事業が、現在どのようなライフサイクルに差し掛かっているのかを、経営者は自ら把握しなければならないのです。

ビジネスにおける成長戦略には、主に「時代の流れに乗る」または「自社の強みを活かす」の2種類があります。たとえば、現在ビジネスチャンスが高まっているエリアへの参入や、イノベーティブな商品の開発はその一例です。厳しい競争の中で生き残り本質的に成長できる企業となれるかどうかは、経営者層がいかに成長戦略を考えられるかにかかっています。

解決と効果

新規事業を生み出す発想力・想像力を養う

これまでにないビジネスモデルを創造する方法として、自社独自の視点から市場を細かく切り分けるという考え方があります。たとえば、「女性を対象としたサービス」とすると狙う市場はかなり広いものになりますが、「30~40代の女性を対象としたサービス」のように独自の市場セグメントを作ると、前者よりもニーズに特化したサービスを考案しやすくなります。突然、広い市場で大成功を収めるのは難しいからこそ、オリジナルなカッティングポイントで市場を細かく切り分け、まずはその中のトップとして成功を収めるようになればよいのです。これは「ビーチヘッド戦略」と呼ばれるものです。

昨今のようにビジネスシーンでの競争が激化したなかでは、イノベーションのない成長戦略は考えにくいのが現状です。イノベーティブなサービスや製品は、技術的に新しいもの同士を組み合わせ、融合することで生まれます。今はまだ社会にないものを生み出すために、異なる業界の企業と力を合わせ、成長の機会を増やしていくのです。経営者層はひとつの業界にとらわれずに思考しなければなりません。

新規事業を生み出すためには「発想力」や「想像力」が欠かせません。同じことを考えている者同士が集まっても新しいことは生み出せません。なるべく異なる業界や職種の人と関わり、刺激を受けるとよいでしょう。経営者層が成長戦略のアイデアを得るためにも、幅広い世界を見て、発想力や創造力を養うことが大切です。このような観点から次世代のリーダーを育成すれば、人材の育成方法も変わってきます。人材を育成するためには、若いときから海外研修に参加させるなど、異文化に触れたり、新しい人脈を広げたりするチャンスを与えましょう。

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