ソリューション成長戦略

問題背景と課題本質

企業の成長を阻む問題解決が先延ばしにされている

企業の成長が伸び悩んでいるとき、その背景には「既存事業の行き詰まり」や「競争の激化」があると考えられます。既存事業の売り上げの不振や後継者不足など、企業の内部にはさまざまな問題があります。それらの問題の解決をいつまでも先延ばしにし、決断を踏み切らずにいると、現状の危機感にすら気づけなくなり、状況はますます悪化していきます。

決断を踏み切れずにいるときには、過去の成功体験にとらわれるということがあります。新たなチャレンジが阻まれる「コンピテンシートラップ」により、成長に限界がもたらされていることが少なくありません。

時代の変化を読んで対応することができなければ、いつか企業は淘汰されてしまいます。これまで企業のリーダーシップを担ってきた経営者層は、次世代のリーダーを育成するとともに、新たな成長のシナリオを見出ださなければなりません。変化を遂げながら生き残れる企業となるために、今まさに「成長戦略」が求められているのです。

現在は、新たに価値ある製品やサービスが登場しても、厳しい競争により同様の製品やサービスがすぐに市場に出回り、コモディティ化してしまう時代に突入しています。さらには少子高齢化の影響により、市場そのものが小さくなってきている状況です。

より一層激しさを増した企業間の競争を生き抜くためにも、ひとつの業界という枠組みを超えて、さまざまな企業と提携しながら、新たなビジネスを創造していく能力が、経営者層に求められています。

解決と効果

問題の真因を可視化し成長のシナリオを描く

経営者層が抱える悩みは外部に相談しにくく、かつ内部からは問題構造が見えにくいケースが多くあります。自社内での解決が難しい場合には、専門家やコンサルタントによる支援を受けるというのもひとつの方法です。その際、経営者層へ向けて実施される研修では「TOC理論」を取り入れたワークが実践されます。

TOC理論のキーワードは「ボトルネック」です。直訳すると「瓶の首」を意味するこの言葉は、自社の経営資源のうちでもっとも弱い部分を指します。たとえば、どんなに容量の大きな瓶があったとしても、そこから取り出せる液体の量は、瓶の首の細さにより制限されてしまいます。これと同様に、企業の強みとなる能力が複数あったとしても、結局はそのうちでもっとも低い能力に合わせて、すべての能力のパフォーマンスが収束してしまうのです。
研修では、顕在化している問題を書き出すとともに、それらを並べ替えて線でつなぐ「ダイヤグラムシンキング」を実施します。企業の成長を困難にしている真因を発見したら、さらにシナリオメイキングによって自社独自の成長ストーリーを構築していきます。自社におけるボトルネックを可視化するとともに、そこからの成長のシナリオを描いていきましょう。

問題の真因を明らかにし、そして解決に取り組むという知的内省を繰り返せば、成長を続けられる企業になれるでしょう。成長のシナリオを描けるようになるまでには多くの時間がかかり、加えて経営者層の知恵も必要です。しかし、そのストーリーが見えてくるだけで、企業が得られる効果は非常に大きなものとなります。

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