語学(英語)

問題背景と課題本質

グローバル化の推進に伴い、英語でのコミュニケーションが必要に

人口減少を主原因として、日本の企業は国内マーケットの規模やニーズの拡大に限界を感じ、販路や拠点を海外に拡大する、いわゆるグローバル化を推進しています。その動きのなかで取り上げられるのが「言葉」、特に英語の問題です。ビジネスの世界で語学力(英語力)が足りないことによって生じる問題は、誰もが想像のつくところです。相手が話していることを正しく理解できなければ、コミュニケーションが成立しないため、ビジネスは成り立ちません。

グローバル企業で働いたことのある方であれば実際に経験しているかもしれませんが、さまざまな国の人が集まった際に英語を共通語として話すと、海外の人の発音は必ずしも美しいとは限りません。また文法がでたらめな場合もしばしばあります。しかし、コミュニケーションにはほとんど問題ありません。これが意味しているのは、英語でコミュニケートする際、流暢に話すことは重要ではないということです。重要なのは話している内容や中身です。

特に日本人は、読み書きはできても、「きれいに話さなければならない」という意識にとらわれてしまい、話すことを苦手とする人が多いようです。さらに、そういった苦手意識があるにもかかわらずプレゼンテーションの場に立たされ、うまく話すことができずに恥ずかしい思いをし、それがトラウマとなって人前で話すことが怖くなるといった悪循環に陥っているといった声もよく聞きます。

語学において最も大切なのは、恐怖心をなくすことといっても過言ではありません。発音や文法が美しいことが重要なのではなく、相手に伝えるべき内容を正しく伝えられるかが重要なのです。

解決と効果

使用シーンとともに覚える「OJT」が有効

英語力を鍛えるうえで最も有効な方法は、言うまでもなく、英語でコミュニケートする機会を数多く設けることです。プレゼンテーションなど、失敗することに恐怖を感じるような状況ではなく、外国人の友人などと気軽に話すといった環境が良いでしょう。まずは英語を使う時間や空間を自ら作り出すことが重要です。1日10分でも構いませんので、英語で話す習慣をつけましょう。可能であれば、英語に集中するために1カ月ほど海外で生活するのも有用です。

英語も含めて、語学というものは、暗記のように単純記憶で覚えてもコミュニケーションの場でうまく活用できなことが多いものです。日常会話でもビジネス会話でも、英語力を向上させるには、場数を踏んでそれぞれのシーンとともに覚える「OJT」が最も有効でしょう。

そして、英語での1対1のコミュニケーションに慣れてきたら、今度は複数人で問題解決に取り組むといったチーム作業を行ってみてください。母国語ではない言語を駆使するということは、母国語を使う際には使用しない脳を使うため、思考力が鍛えられるという効果があります。また英語で話すと語彙力が完璧ではないため、日本語のような「修飾語」をうまく使用できません。それゆえ、必要最低限のことをシンプルに、論理的に相手に伝えることができるようになります。

英語は、ビジネスの、ひいては人生の可能性を大きく広げてくれる重要なツールです。そのツールを表面的に美しく磨き上げるのではなく、使い込むことを意識しましょう。英語力が高まれば、グローバル化の潮流のなかで大きなビジネスチャンスを手にすることができるのではないでしょうか。

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