ビジネススキル習得(基本)

問題背景と課題本質

仕事への感謝と人を敬う姿勢を忘れないことが肝要

新卒採用で入社した新入社員や、若手の中途社員には、基本的なビジネススキルを身につけさせるための研修が必要となります。しかし、若手社員の本質的な成長を望むならば、単にビジネスで使えるスキルやマナーを身につけさせるだけでなく、まずは研修を通して「学ぶ姿勢」や「仕事観」を身につけさせるべきだと言えるでしょう。

昨今では、就職においては売り手市場のためか、「仕事があることが当たり前」という考えをする人が多くなりました。しかし、仕事があるのは、決して当たり前のことではありません。ひとつの労働環境が成立するには、実は多くの費用や、多くの労力があってのことなのです。オフィスに置いてあるテーブルひとつとってみても、テーブルを購入する費用がかかり、用意してくれている人がいます。だからこそ、働ける環境に感謝し、ともに働く人に敬意を持つことが、ビジネスパーソンとしての基本となるのです。

また、キャリアの「VSOP」という考え方があります。20代は、「バイタリティー(Vitality)」、30代は「スペシャリティー(Specialty)」、40代は「オリジナリティー(Originality)」、50代は「パーソナリティー(Personality)」を意識して働くというものです。新卒社員や若手社員などの20代はバイタリティーにあふれ、これから仕事を通して社会経験を積んでいく時期です。この経験を積んでいるか積んでいないかの差は、20代のころはそれほど感じられませんが、40~50代になったときに圧倒的な違いとなって現れます。そして、「ただ時を過ごすこと」と「経験すること」とは、天と地ほどの違いがあります。だからこそ、若手の時期をいかに過ごすべきかが重視されるのです。まずは仕事観の研修を通して方向性をつかむことが、将来的な成長へと続く道のりの第一歩となるでしょう。

解決と効果

若手社員がプロへと成長するためのスキル習得

若手社員に求められるスキルは「目的化力」です。取り組んでいる仕事の目的を、的確に理解する能力を指します。常に仕事の目的を考えることで、まずは何をすべきか、次に何をすべきかを考えるクセをつけさせます。すると無駄な仕事がなくなります。

また「傾聴力」も必要なスキルです。発せられた言葉の表面的なところだけでなく、言葉を発した相手の真の意図を理解することが大切です。あるいは、誰もが言いたいことを完璧に伝えられるわけではないからこそ、言葉を発した相手が言いたかったことをくみ取ることで、目的にあった仕事ができるようになるのです。

さらに、いち早く仕事のプロへと成長するためには、「模倣力」が必要となります。技術を教えてもらおうとするのではなく、先輩の技術を模倣して会得しようとする姿勢がある者ほど、短期間でその技術を自分のものにします。そして、模倣した技術を、自分自身で使いこなそうと努力し、工夫して、次に自分で創造しようという発想とつながります。これが仕事のプロへと成長する過程となるのです。

若手社員は、さまざまなことを経験し、その経験を40歳になったときに生かせるようになっていることが大切です。さまざまなことを経験しておくことで、中堅社員になったときに、情報を見た瞬間に処理する感性が養われます。仕事においても、問題が発生したときに、情報を見た瞬間に仮説を立てられるようになります。そのあとは、情報をもとに検証して、着実に課題の対処ができるようになります。

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