【経営幹部選抜育成】拠点展開を加速するためのマネジメントとフォロー体制構築

会社の業態:インターネット広告代理店
会社の規模:従業員100人~500人未満
ご担当者:人事部 人材・組織開発マネジャー様

拠点展開を加速するためのマネジメントとフォロー体制構築

当社は現社長が起業し、事業拡大に伴い人員も拡大してきました。中途採用を多くしてきましたが、平均年齢は30歳程度、マネジメント経験を持つ人はさほど多くはありません。一方、これまでは東京を拠点として事業をしていましたが、まだ事業の伸びしろを感じています。そこで今後は各地方都市にも拠点を置き、各都市部での営業拡大を目指す計画をたてています。

■課題・背景

拠点マネジメントを任せられる人材の不足

東京以外からの問い合わせは結構来ており、拠点を出したあとの営業戦略はある程度イメージがついています。インターネット広告系が当社の主事業ですが、やはり営業はお客様の近くにいる方が重宝される傾向にあります。その点で、地方拠点はここ数年見据えてきた計画なのですが、一番のネックは拠点マネジメントができる人材の不足です。各拠点に独立採算制を持たせて自律的な運営をさせたいと思っているのですが、そうなると経営レベルの思考や判断が求められます。現マネジャー層から何人か拠点長を任せたいのですが、現業では優秀であっても経営マネジメント力は未知数な点が不安材料でした。

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■提案プロセス・実施施策

幹部選抜研修とマネジメントフォロー体制構築

「拠点設置は順を追って複数進める予定である」「東京の各事業部も、現事業部長の下が育っていない」「数年後にはさらに人員規模が増える計画を立てている」という状況を洗い出し、経営層と協議しました。その結果、幹部となる人材の選抜研修の実施、また拠点長任命者のフォローアップ体制構築を同時に進めることにしました。まず選抜研修に際しては、拠点マネジメントを任せていく候補層と、現事業部の次世代リーダー層を対象に10名を選抜、6ヶ月全15日間のプログラムを計画・実施しました。プログラムの概要は以下の通りです。

● マネジメント力、リーダーシップ、事業推進力、部下育成力等を伸ばす内容
● 判断力を高めるため、ケーススタディを毎回加える
● 本人の覚悟をもたせるため、個人研究と最終回の発表を実施

また、この研修期間前後に各参加者は拠点長任命や役職任命等、これまでより責任範囲の広い業務へと配置しましたが、研修期間を含む1年間にわたりメンターをつけることにしました。当社としてメンター制度を活用したのは始めてでしたので、メンター側にも研修を実施、フォロー頻度や定期的なレポーティング、1年後の相互発表会などもはじめから設計し、選抜研修と連動した運用をおこないました。

■成果

職責による成長を研修で後押し

研修と実務での昇進・昇格を連動させられたので、配属後の成長を、研修を通じてフォローすることができた体制は有効でした。特に新拠点立ち上げを任せた拠点長は、研修で学んだ経営視点を持って拠点体制づくりを進めていたため、セオリーと現実との行き来を通じて非常に早く成長していました。おそらくその過程で悩みや葛藤も多かったはずですが、メンターをつけたことで本人も相談先を持てた点も有効だったと感じています。メンターからの報告によって、経営層にも多面的な進捗報告をすることができました。今回は幹部人材でメンター制度を使いましたが、今後は新入社員や若手社員への応用も検討しようと考えています。

■参加者の声

「研修で習得したのは経営のごく基礎部分なので、それを手がかりに今後も実践的な勉強を続けていきたい。」
「直属ではない上司層の人がメンターになってくれたことで、業務上の悩みを素直に話しやすかった。これまでないはない人間関係が社内でつくれたのは今後の財産である。」

■キーワード

#幹部育成 #メンター制度 #マネジメント #リーダーシップ

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